がんばれ!映画『ヤルク・フィキル』

東京在住のエチオピア人青年がメガフォンをとった!
昭和初期の華族令嬢とエチオピア王子の世紀の婚約話が映画に!
初の日本製アフリカ映画の完成を目指して応援するブログ

翻訳合宿 完

気合いで42ページ完了!

資料翻訳を気軽に引き受けたものの、250ページという書籍の厚さにおののいて一月が経ってしまった。全訳するわけではなく、事実関係やエピソードを伝える翻訳なのだが、ちまちまやったがなかなかすすまない苦闘は前回書いた通り。これではいかん!と一念発起して、シネマアフリカのスタッフ3人が休日を返上し、一気呵成に翻訳を仕上げてしまえと集った。

10時に開始し、数回のお茶とご飯をはさみつつ終電前には無事に最終頁までたどりついた。3人といえど、私以外の2人はプロの翻訳者。さすが話が早い。雪の降る静かな休日に、カタカタカタカタ、心地よいタイプ音が響き、翻訳がさくさくと進んでゆく・・・はずだったが、やはり時代もの。大正から昭和の国内情勢が色濃く影響している話で、"ツラン運動"やら何やら”新出単語”が次から次へと。”日エ同胞論”なんてのは、もはや訳すというより説明するしかないのであった。

どうにかこうにかできあがった英文はA4にして42ページ。ふぅ。あとは、これをDawit&Danielさんたちが読み込んで、エチオピア側からのリサーチと合わせて彼らが構想を練っていく計画。私たちは、資料への質問やさらなる翻訳に備えて待機!

記:吉田未穂

パート2への道! 17:09 -
資料翻訳を始めてみた!

次回ヤルクフィキルの”素” 資料翻訳がんばり中

 さて、11月の上映後、観客やシネマアフリカのスタッフからはさまざまなアドバイスが噴出した。なかでも多かったのは、「婚約話のディテールをもっと語ってくれ」というもの。第1作では、昭和初期の婚約話と、現代の日本エチオピア交流の話が並行して語られているので、婚約話が駆け足で語られている。これはもったいない、かなりもったいない

Dawitさんたちも「ここをもっとつっこんで語りたい。そのために、エチオピア側から取材を進めているが、日本側の資料はなかなか読めない」と。簡単な漢字くらいまでは読めるけれども、そりゃあ、本一冊、しかも昭和初期が題材のものを読むのは辛かろう…。平たい文にまじって突然「各国特派使節本邦へ派遣関係雑件 エティオピア国ノ部」なんてでてくるし、そりゃ無理だ(今は)。


将来的には自分で読めるようになってねと檄を飛ばしつつ、とりあえずは、この話を語る上では聖典ともいえる『マスカルの花嫁』をみんなで手分けして訳すことにした。が、これがやってみると、まず大変、なんたって本一冊分。しかし、一番大変なのは、読み出すと面白すぎて、翻訳がなかなか進まない。

たとえばジブチからの船旅を訳していたら船の名前がでてきた。日本語表記を確認すべくググっていたら、本物の写真が!おお、でかい、そして渋い写真・・・そしてあちこち調べだし翻訳に戻ってくるのは1時間後。そして神戸で泊まったホテルはまだあって、古い写真が…(以下同文)。

だが、なんだかんだで3章まで進み、今は、監督たちが英訳された『マスカル』を堪能中。

しかし、このペースでは映画完成が何時になることかわからず、今度は翻訳スタッフがみんなで集まり一日缶詰合宿で一冊丸ごと片付けよう!と相成った。これはなかなか良いアイデアである!(たぶん) 合宿の結果は次回。

記:吉田未穂

パート2への道! 00:27 -
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